システムエンジニア

育てられた恩を
後輩を育てることで
返していきたい

C.K

学芸学部 数学科卒
2018年入社

CAREER STEP
  • 2018

    システムエンジニアとして流通系銀行のATM監視システムの開発に従事

SocioFutureとの出会い

就職活動では、B to Cのビジネスモデルである会社、例えば不動産や生損保、IT業界などを中心に見ていました。当初はIT企業のシステムエンジニアはパソコンの前でずっと開発をしているという先入観がありましたが、実際にはクライアントと接することも多いことを知り、上流工程に携わることのできるSocioFutureのシステムエンジニアに興味を持ちました。
SocioFutureの選考では、私という一人の人間を知ろうとしてくれましたし、お会いした社員の人柄に惹かれていきました。さらにATMというインフラで金融を支えていること、また全国の人々にサービスを提供している、B to B to Cである事業に魅力を感じ、入社を決意しました。

現在の仕事

SocioFutureでは、ATMの稼働状況を遠隔から管理する「ATM監視システム」を開発しています。その中で、流通系銀行で使われているATM監視システムの設計・開発、テストを主に担当しています。具体的には、システムの仕様を決定するためにクライアントとの打合せに参加したり、設計や開発を行い、さらに開発したシステムが正しく動くことを確認するためのテスト項目書を作成したりすることが私の仕事です。街で自分が担当した流通系銀行のATMを見る度に、「このATMを支えているシステムの開発に私も関わったんだ」と実感できることは非常にやりがいを感じますし、さらに今後のプロジェクトへ取り組むモチベーションにも繋がっています。

成長した瞬間・エピソード

2019年にリリースされた新型ATMに対応するATM監視システムの開発は、私にとって初めての他社との協業経験となりました。
それまで私は、先輩や上司から教えてもらうばかりでしたが、当プロジェクトのテスト工程では私が主担当として協業先と仕事を進めていくことになったため、システムの仕様を自分で協業先に説明しなければなりませんでした。自分で調べて理解し、自分の言葉で説明する、というシステムエンジニアとして重要な姿勢を、このプロジェクトを通じて身につけることができたと思っています。

また2021年からは、ATM監視システム更改に伴う大規模案件に従事し、一部機能の主担当として仕様の検討、クライアントへの説明や調整を行いました。システムで実現可能な範囲でクライアントのご要望に沿った仕様を検討し、決定していく作業は想像以上に難しいものではありましたが、幾度も打合せで会話し、合意に至った際はこれまでにない達成感を感じました。2022年現在では、合意した仕様に基づき開発を行っております。
システム開発の流れに沿って上流工程から一貫して携わることができたため、クライアントとの接し方、開発の各工程で意識すべきこと、プロジェクトメンバーと円滑なコミュニケーションを取ることの重要性など、システムエンジニアとして活躍する上で重要な姿勢を改めて身につけることができました。また、このような重要な仕事を任せてもらえるSocioFutureの社風にも魅力を感じています。

私の取り組み・チャレンジ

周りにいる先輩たちは、面倒見が良く積極的に声をかけてくれる人ばかりです。組織としても、定期的な面談を通じて私たち若手が今後どう成長したいのかを把握した上で、それぞれに応じた成長機会を与えてくれます。今までは、所属している部署で私が一番キャリアの浅い存在だったこともあり、先輩方に質問してばかりでした。今後は、今まで先輩方に助けていただいた恩を、私が後輩を育てていくことで返していきたいと思っています。
「何かひとつ、得意分野を作っていこう」と、上司からは言われています。自分の得意分野を見極めるためにも、今後はより幅広い仕事に取り組み、いろいろな技術を吸収していきたいです。