営業

SocioFutureだからこそ築ける
お客さまとの関係性
人とのつながりを大切にし
いずれは経営に関与したい

S.K

部長
理工学部 機械工学科卒
2012年入社

CAREER STEP
  • 2012

    営業部門に配属。以後約8年間、SocioFutureの標準的なソリューションサービスを提供している都市銀行を担当し、実務を通じて基礎を固める

  • 2020

    西日本営業部に異動。中部・関西地区の地方銀行を担当しつつ、アシスタントマネージャーとして部や課、チームの管理業務にも従事

  • 2022

    金融第一営業部に異動するとともに課長に就任。ネット専業銀行と生命保険会社を担当する課で、プレイングマネージャーとして部下を率いる

  • 2023

    金融第二営業部に異動し、部長に昇進。部では、前年の顧客に加えて都市銀行も担当

SocioFutureとの出会い

大学時代は教員を目指していたため、周囲が就職活動をしている時期は教職課程の取得に励んでいました。しかし途中で「教員になるのは、社会人経験を積んでからでも良いのでは」と思い直し、業界や職種は問わず「社会を広く知ることができる仕事」を軸に会社を探しました。そんな中で見つけたのがSocioFutureでした。金融分野はもとより、社会インフラとしての重要な機能を担っている点に興味を抱きました。
入社を決めたきっかけとして印象に残っているのは、最終面接での社長の言葉です。気さくに話してくれただけでなく、技術系学部の私が営業職を希望していることに対して特に疑問を持つことなく、「専攻とやりたいことが違ってもいい」と力強く肯定してくれました。このような柔軟な考えのトップが率いる会社なら、個人の裁量が大きい自由な環境の中で、沢山の面白いチャレンジができるだろうと感じ入社を決めました。

現在の仕事

私が預かる部は、大手都市銀行、ネット専業銀行、生命保険会社をそれぞれ担当する3つのチームに分かれています。各メンバーがお客さまの課題や困りごとをヒアリングした上で、案件化に向けてソリューションサービスを提案しています。私自身は統括責任者として、各チームの進捗状況確認やサポート、進行中の案件における他部門との協議調整、必要なタイミングで客先責任者との折衝などに従事しています。
部内は各チームとも若い社員で構成されています。若手メンバーと目線を合わせながら相談に乗り、個々人の特徴や志向に合わせたアドバイスを心がけるなど、仕事に対するモチベーションを高く維持してもらうよう努めています。
一方で、お客さまからは「SocioFutureだからこそ見える当社の課題や問題を指摘して欲しい」と依頼されることや、自分より遥かに歳上で見識の深い経営者の方々にお会いすることも多く、営業職のマネージャーだからこそ経験できる貴重な機会だと感じます。お客さまと一緒になって業務改革に取り組みながら、互いにwin-winを目指せる点が、この仕事の醍醐味ですね。

成長した瞬間・エピソード

入社3~4年目に携わった、大手都市銀行に対するコールセンター業務の受託案件が印象に残っています。この業務は、過去(私の入社前)に当社で一度受託していたものの、当時はお客さまの満足が得られずに再び先方へ戻すという、当社にとって苦い経験をした案件だと諸先輩方から聞いていました。そこから数年が経過して私が担当となり、業務効率化の観点からお客さま側で再び外部委託が検討され始めたものの、前述の過去の経緯から当社は委託先の候補ではありませんでした。
ただ、私にはどうしてもリベンジしたいという想いがあり、お客さま内で異なる意見を発信いただける方を懸命に探してコンタクトをとってみると、「以前の失敗はSocioFutureだけの責任とは言えないのでは?」と、銀行内で声を上げていただくことができました。
こうして何とか再びチャンスを得たのですが、お客さまから提示された幾つかの“条件”は思った以上にハードルの高いものでした。その中でも特に大きなハードルが、先方のコールセンターに勤務している100名以上のオペレーターの方々をすべて当社で受け入れ、彼らの雇用を守りながら機能移管を実現させるというもの。極めて高度な経営判断を必要とする条件ですが、社長をはじめとする経営陣に打診したところ「やってみよう」と即断でGoサインを出してくれたことには驚きました。業務を支えてくれている現場の人の重要性、雇用問題の難しさ、業務移管元と移管先が一体となってプロジェクトを進めることの必要性など、様々な面で多くの学びと成長の機会を得られた貴重な経験でした。

私の取り組み・チャレンジ

短期的な目標としては、担当しているお客さまが近い将来直面するであろう問題や課題を先回りしてキャッチアップし、お客さまと共に数年後のゴールイメージを描き、そこに向かうステップとして案件を積み重ねていく動きを全てのお客さまと実現することです。そのゴールイメージの中では、当社として従来の事業領域にとらわれることなく、新しい役割を担うことを恐れない姿勢で、お客さまからの信頼をより強固にしたいですね。長期的には、これまでは長く営業職でキャリアを積んできたので、キャリアアップと同時に経営企画や人事など、営業とは異なる視点から会社を俯瞰的に見られるような職務にもチャレンジしてみたいと思います。
また、経験の幅や視野を広げた後には、経営に携わる立場を積極的に目指したいと考えます。自身の想いや言葉が届く範囲が広がれば、実現できることも広がると思っています。人とのつながりや信頼関係を大切にしながら、若手のロールモデルとなれるようなキャリアを歩んでいきたいです。