企画運営

将来のSocioFutureを
支える事業を創出すべく
従来の領域外に
ヒントやチャンスを見出す

H.S

部長
文学部 心理学科卒
2011年入社

CAREER STEP
  • 2011

    各金融機関のATM監視センターを対象に、企画・提案・構築業務に従事。
    2年目にはコールセンターの新規立ち上げプロジェクトを担当

  • 2015

    異動に伴い、流通系銀行のコンビニ設置用ATMの企画・提案・導入業務に従事。
    関連メーカーとの協業なども経験

  • 2018

    金融機関や行政機関、自治体を担当する部門に異動。
    金融機関と行政機関、自治体をつなぐ預貯金等照会システム「DAIS」の企画・提案・導入業務に従事

  • 2023

    金融サービス・行政サービス・健康サービスをつなぐ総合生活支援サービスを扱う部門に異動。
    同サービスの企画検討業務に従事

SocioFutureとの出会い

私が就職活動に臨んだのは、世界経済がリーマン・ショックの打撃を受けた直後の厳しい時期でした。このため、常に社会から必要とされ、不況でも長く存続できる事業に着目しました。自分なりに考えた結果「金融」と「システムインテグレータ」を軸に活動を展開。企業研究を続ける中でSocioFutureの存在を知り、説明会に参加しました。ATMもインフラのひとつですし、決まった製品やサービスありきではなく、お客さまの状況を踏まえ自身で考え提案していける事業に魅力を感じました。
選考に進み、最終面接で当時の社長と面談した際、会社に惹かれた点を説明すると「自分で考えて提案したいという姿勢は実にいいね」と言ってくれました。会社の方向性と、自分が理想とする働き方や価値観が一致していることを実感し、とても心強く思いました。そのため、内定の連絡を受けた際はすぐに入社の意思を固められました。

現在の仕事

現在のSocioFutureの売上は、従来から主力のATM関連事業が高い割合を占めています。これは盤石な事業基盤である一方で、今後電子決済の普及が進む中では、新たな事業を確立する必要があります。そのため、所属部署では金融サービス・行政サービス・健康サービスをつなぐ新規ビジネスの創出をミッションに活動を行っています。また、近年では政府が打ち出した「デジタル田園都市国家構想」にも参画し、地域の魅力を引き出す事業の創出にも乗り出しています。
行政にアプローチする上では公共サービスを広く視野に入れた事業を考案する必要があります。会社としても新しい分野の取り組みであり、私自身、まだまだこの領域での経験が浅いため、ビジネスとして成立する事業を見つけ出すのに苦労しますね。半面、今後のSocioFutureを支える事業を探るという点には使命感を感じますし、健康サービスや保育、介護など、金融以外の領域に目を向けることができる点には、大きな可能性を感じています。総じて、やりがいに満ちている職務です。

成長した瞬間・エピソード

振り返ってみると、2つの出来事が思い起こされまます。1つは、入社わずか2年目に経験したATM監視センターの新規立ち上げです。単身設立予定地へと出向き、ほぼ新人ながら体当たりで臨みました。タイトなスケジュールの中、業務知識も浅いなど、厳しい条件でしたが、最終的には無事開設にこぎつけられました。「懸命に取り組めば道は拓けるもの」を実感できたことで、臆さず挑戦してみようという姿勢が備わったと思います。
もう1つは入社8年目に取り組んだ、預貯金等照会システム「DAIS」のお客さまへの提案です。途中、先方側の事情で話が立ち消えになりそうな場面がありました。しかし、DAISは社内の優秀なエンジニアが自信と信念を持って生み出したシステムです。企画担当としても「絶対にお客さまにとってメリットになる」という姿勢を維持して臨みました。受注に至ったときには、自らの信念がお客さまを変える原動力になるのだと実感できました。逆に言うと、信念を抱けないような提案ではいけないという学びでもありましたね。

私の取り組み・チャレンジ

現在は、スマートフォンを用いて本人認証するためのデジタルIDを活用した事業を動かしていますが、今後も従来のSocioFutureが経験したことのない領域でビジネスを確立していきたいと思っています。ただ、限られたメンバーだけで新たな可能性を探るのには限界もあります。全社的に行政サービスや健康サービスなどの未経験領域に対する理解度を高め、これまで培ってきた得意分野のノウハウや技術力と結び付けて考えてみる姿勢をもつことが重要です。
そのためにも、社内他部門の多くの人たちに「SocioFutureはこんなテーマにも取り組めるのか」と認識してもらい、社外へも積極的に発信していく機運を高めていきたいです。次のコアとなる事業を生み出して、会社はもとより、世の中を支える太い柱へと成長させていきたいですね。